代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

 

　今年も早いもので、九州北部は梅雨入りしました！

むしむしと過ごしにくい季節ですね。皆様いかがお過

ごしでしょうか。福岡の糸島で働き方・生き方に悩む

皆様をサポートする労務・年金・キャリア支援・社会

保険労務士として活動する日々を過ごしています、

糸島の森田健作こと！大城です。

  

　さて、この代表雑感のコラムは、今回で66回目です。

　今回は「職場のコミュニケーションを高める秘訣とは！」と題してお話しし

たいと思います。

 

　私がメンタルヘルス教育研修で中小企業様の訪問支援をさせて頂くときに、

よく「職場のコミュニケーションを促進するためには、どのようにすればいい

のでしょうか。」と尋ねられることが多いように感じます。皆様の職場では、

いかがでしょうか？上司と部下、同僚、関係者との人間関係は上手くいってい

ますでしょうか？ストレスと疲労は、自分が所属する組織環境によって大きな

影響を受けます。職場・地域・家庭環境などです。

 

　心地よさ・居心地のよさ・安心感、不安・悩み・心配のないの環境であれば、

いきいきと働き、日常生活も過ごすことができると思います。現状は、職場の

３人に２人が仕事でストレス・疲労感を感じています。その原因の一つは、

仕事を共にする関係者・相手との人間関係にあります。上手く人間関係づくりが

できない原因・理由は何なのか？自分が悪いのか・・・？真面目な人ほど、悩み

苦しみます。まず、ご自分自身を責めないことが大切です。嫌なことがあっても

人は人なんだ！と割り切っていいと思います。相手を変えることはできないの

ですから、まずは、自分の気持ちの受け止め方を変えるしかないのです。

 

　どのような人も育ってきた環境・経験などによって、物の見方・価値観に違い

があります。こうでなければならない！とこだわりを持つことで、自分を苦しく

する必要はないのです。但し、守るべき職場ルールに反する行為は、指導・注意

しなければなりません。人を叱るのではなく「行為」を具体的に示して、納得さ

せましょう。加えて、相手の「いいとこ探し」をしてみることもお薦めします。

 

　気にくわない・合わない・嫌なやつ・・・人間ですから感情もいろいろですね。

それでも職場では、仕事を通じて、あなたから働き掛けるコミュニケーションは

とても大切です。相手の目線に立てるあなたの方が、人の器が大きいのですから。

事業主の方は、管理職の皆様が是非とも仕事を通じて、部下の指導・成長に貢献

したことを最大評価してほしいのです。部下の指導・教育に向き合える管理職の

環境づくりに取り組んでほしいと思います。現状業務を洗い出し、本来業務以外

のムダな仕事があれば、なくすことも必要です。管理職に部下とのコミュニケー

ションをしっかり取りなさいと言うだけでは、何も変わりません。環境改善は、

意識変化・しくみづくりがなければ、進みません。なぜなら、人間は変化を嫌う

生き物だからです。前例にとらわれずに、変えていくことを恐れずに考え、行動

することが求められているのです！

 

　これから生き残る中小企業は、従業員を満足させる組織づくりができる企業

です。従業員の定着は、この会社・職場で必要とされて、認められていることが

実感でき自分が成長でき、気持ちよく働ける環境づくりが重要です。離職の理由は、様々です。仕事がつまらない・職場の人間関係が嫌になった・賃金が安い・

子供の育児・親の児介護・健康上（病気になった等）etc、仕事を続けたいと思

えない「わけ」があるからです。弊事務所は、どのようなことがあったとしても、従業員に仕事を続けたいと言わせる企業・組織づくりを支えてまいります。

 

　弊事務所は、産業組織と人づくりに貢献する「組織を創る！人づくりプロデュ

ーサー」社会保険労務士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとして、

働く人の能力を引き出し・活かすために必要とされる指導・研修などの支援に、

従事し、貢献してまいります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

　さぁ~、ご一緒に頑張っていきましょう！　

　いつも、このコラムをお読み頂き、ありがとうございます！

　今後とも宜しくお願い申し上げます。(^・^)/

 

　次号(2018年7月号)では「人を育て人をつくるために必要な秘訣とは！」

と題してお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、

代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する、

代表の雑感について連載しております。）