代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

 

　今年は台風が多いですね。あっというまに10月です！

今年は、厳しい夏の疲れ！で疲労が溜まっている皆様も多いのでは、ないでしょうか。福岡の糸島で働き方・生き方に悩む皆様をサポートする労務・年金・キャリア

支援・社会保険労務士の、糸島の森田健作こと！

大城です。

  

　さて、この代表雑感のコラムも、今回で70回目になります。

　今回は「心の健康づくりは、なぜ大切なのか！」と題してお話ししたい

と思います。

 

　さて、皆様もご存じのとおり、来年４月から働き方改革関連法施行されること

になりました。私達の働き方は、これからどのように変わっていくのでしょうか。少子化・情報革新化に伴い、与えれた仕事量を限られた人数で限られた時間内に

効率よくこなす生産性の向上が求められています。

　つまり、生産性をあげるために、私達が携わる仕事に中身が高密度化していく

ことになります。このような状況の中で、働く人のストレス・疲労は、果たして

「心の健康」は大丈夫なのかな？とても心配です。

 

　本来であれば、平成27年12月から施行されたストレスチェック制度により、

働く人自身が、職業生活などで生じるストレス状態を客観的に把握することで、

メンタル不調の未然防止（第一予防）が進み、精神障害の労災補償の請求件数も

減少に転じているはずなのに・・・。実際には、請求件数が1700件を超え増え

続けています。なぜ、でしょうか？

 

　国が法律で定められた制度だから、会社から言われたから、自分のストレスチ

ェックをしなければならない。義務だからやる！つまり、やらされ感による事務

処理の一つになってはいないでしょうか？もし、そうであれば、とてももったい

ないことだと思います。様々な悩みや心配ごとを抱えながら、仕事を頑張ってい

る皆様が大半であると思います。仕事の量・質、職場の人間関係（特に上司との

関係）、育児・介護・病気と仕事の両立に悩んでいたり、経済的な事情を抱えて

いたり・・・様々です。仕事の密度が高まる中で、これらの悩み・心配ごとを

抱えながら、仕事に従事するとどうでしょうか？もうしかしたら、集中力の低下

でミスをしたり、イライラしたり、職場の人間関係にも影響が生じるかも知れま

せん。自分をケアする「セルフケア」、どうやってケアするのか？これを知り、

学ぶ必要があります。私は、福岡産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策・両立支援促進員として、皆様の事業所でメンタルヘルス対策の研修を行って

います。知は力なり！備えなければ、被害甚大！です。

 

　事業所の存在目的は「社会貢献をし続けること」そのために「売上拡大・利益

の追求」が必要です。支えてくれる「顧客満足の実現」のためには「従業員満足」が不可欠です。「従業員満足」の一施策として「心の健康づくり計画」の推進に

取り組んでほしいと切にそう願っております。従業員は、経営者を見ています。

ここの事業所は、働く自分達を大切にしてくれる！どのような困難があっても、

よし、頑張ろう！と思えることが大切です。真の働き方改革とは「仕事不満・

仕事不安の理由を与えない職場環境・しくみづくり」にあると考えますが皆様

は、どのようにお感じになりますでしょうか。

「心の健康づくり計画」助成金も活用しながら、方針を策定し全従業員に周知

し計画を実行する（研修も盛り込む）、事業場外の支援（産保センター）は、

無料（研修は、管理者向け、若年者向けで各１回限り）です。是非、ご活用

くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

・福岡産業保健総合支援センター申込書←こちらをクリック！

 

　弊事務所は、産業組織と人づくりに貢献する「組織を創る！人づくりプロデ

ューサー」社会保険労務士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとして

働く人の能力を引き出し・活かすために必要とされる指導・研修などの支援に、

従事し、貢献してまいります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

　さぁ~、ご一緒に頑張っていきましょう！　

　いつも、このコラムをお読み頂き、ありがとうございます！

　今後とも宜しくお願い申し上げます。(^・^)/

 

　次号(2018年11月号)では「社労士開業５周年を振り返って想うこと！」に

ついてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、

代表が働き方・生き方に悩む皆様のヒントになる労務・年金・企業等について

代表雑感と題して連載しています。）